みなさん。こんにちは。
突然ですが、、、、クイズです。
発酵とは、人にとって有益なものに変化させる現象(有益な微生物の活動)でしたね。良いものに変化させ ることを発酵と言いましたね。
Q 人体の中で発酵や腐敗のような変化が起こっている場所はどこでしょうか???
① 脳 ② 胃 ③ 腸 ④ その他
さあどこでしょうか?
脳!? 脳内に細菌や微生物がいたら大変ですね。
胃!? 胃は食べ物を胃酸で溶かしますね。
正解は、腸です。
私たちの体(皮膚や腸など)には、100兆個とも1000兆個を超える微生物(主に 細菌)が存在するといわれているようです。
その菌たちと手を取り合い、共生関係にある。
人体を構成する細胞の数が約37兆個。
それより多くの微生物と生活している。
それらの大半は人と共生関係にあり、通常体に害を及ぼすことはない。
このような微生物を常在菌と呼ぶ。
常在菌は、皮膚や消化管など体外と通じている器官に存在し、病原菌の侵入を防いだり、 消化を助けたりするなど人体にとって大事な役を担っている。
他方、健康な人の脳、心臓、腎臓などの臓器には微生物は入り込めないようになっていて、もちろん常在菌も存在しない。
常在菌はいつ、どこから人体にやってくるのか。
母親の子宮内は無菌状態であり、胎児もまた無菌。
従って、人と微生物との関係は出生時がスタートライン。
子供はまず産道で母親の常在菌と、続いて空気や食べ物(乳)、周囲の人との接触などを通じて多くの微生物と接っする。
それら微生物と人体が、戦ったり譲ったりの駆け引きを経て、定着した一部の微生物が常在菌になる。
常在菌の数や構成する種類は成長につれて安定していき、人と微生物が共に生きる一つの生物集合体ができあがる。それが私たちです。
まさにグレイテスト・ワールド!!!
自然とともに共生しているんですね。
1人で生きているんじゃない。微生物という友達と持ちつ持たれつの関係で、
生命活動が維持されているんだな。
みなさん1000兆個の友達があなたを応援しているんです。
人は決して一人じゃないんです。一人じゃない。
あなたの可能性を微生物たちが応援してます。
自分勝手な自分。傲慢な自分に反省。
熱くなってしまい申し訳ありません。
さて、腸の話に戻ります。
最近「腸内フローラ」という言葉を耳にする機会が増えていると思います。
フローラは、お花畑ですね。腸の中を顕微鏡で覗くとそのように見えるそうです。
腸の中には、体に有用な善玉菌(発酵菌)と有害な悪玉菌(腐敗菌)、どちらに
もなりえる日和見菌が存在します。
発酵菌が生き生きと活動していると病気にもならずに元気いっぱい。
腐敗菌の活動が優位になれば、疲れ果て、病気になる。
日和見菌は、発酵菌が優位であれば、発酵菌の働きをお助け、
腐敗菌が優位であれば、腐敗菌の働きをお助けする。
腸内環境は、ほどよく発酵菌優勢というのがいいのだそうです。
発酵菌によってもたらされる「腸内発酵」が、便秘を解消し、癌をも予防してくれる。
体の調子も、決め手は「発酵」
微生物に思いを馳せ、大事に思い、慕い、感謝しかない。
愛と調和の世界だなとつくづく思う。
あいつが悪い。こいつはダメ。誰が俺の利益になるか!もっともっと。。。
ストレス充満のこの世の中。できるとかできないとか。。。思い通りになるとかならないとか。
そんなことは、どうでもいいな。
調和・協働・相互扶助。
この世でもそれをみなさんとともに実現していきましょう。
見るとか見えないとかではなくて、
いろいろな人やものに思いを馳せ、
可能性を信じ、どうしたら良くなるか(発酵させられるか)
自分目線ではなく、考えたり、判断できるようになったりしたら、いいな!!!
元気で健康な食べ方や生き方はない気がする。
そうではなくて、
自分がどのような気持ちや想い、
意識で食べたり生きたりするかが大事!!!
自然界は、バランスをとろうとする働きがある。
振り子がより不自然な方向に振れれば、自然に戻そうと働く。
「発酵すると腐らない」
「発酵ライフで発幸ライフ」を実現していきましょう。
(相手をコントロールしたり、自分に走ったりしている自分に反省。)
自分のもの、自分のお金、自分の欲・・・
「自分の、自分の」という意識は、腐敗を招く。
本来の自分、真の自分の意識が、発酵している意識かな。
自己受容し、自分の可能性や使命に気付いた時、
そして自分の利益や欲を捨てた時に
「発酵ライフで発幸ライフ」が実現できるんじゃないかな。
◎ 発酵と腐敗豆知識
腐敗・・・病気、失敗、苦悩、災い・不幸の源
発酵・・・平安・幸せ・楽しさ・おもしろさの源
ありとあらゆう不幸の元をたどると行き着く先は、腐敗。
発酵すれば、腐らない
発酵を選ぶか、腐敗を選ぶか。
ぬか床に入るか入らないか。
くさや液に浸かるか浸からないか。
人間だけが
自由意思でそれを 選択できる。
【参考文献:発酵道 寺田 啓佐著 河出書房新書】
さぁ、あなたは
どっち???を選ぶ???